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プロフィール
テンカラたろう
昭和49年生まれ。
滋賀県大津市在住。
家族は妻と一男一女、そして猫二名。
渓流釣り10年、テンカラ二年目の初心者。

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Posted by naturum at

2024年08月18日

渇水の沢

 夏は毎年更に暑く、今年は平地では35 ℃越えが普通・・。ヒトはエアコンの効いた部屋に引きこもるけど、渓流は大丈夫なのか?ちょっと時間ができたので、普段あまり行かない方面へ。大台ケ原に源を発し、深い山々を縫って流れる川。下流は瀬切れが頻発しているが、大丈夫か?その源流を目指し、林道の車止めから徒歩で約2時間、地図上で見つけた沢へ。
 着いてみると、ジンクリアの水がちょろちょろと。山深い沢のわりに傾斜も緩く、渇水も手伝って底は丸見え。毛鉤を振りこもうと石を踏むと、サッとアマゴが走る。魚影は濃い!
 姿勢を低く、出来る限りラインを長くして振り込むが・・。着水と同時に毛鉤を避けるアマゴ、ちょっと見に来て反転するアマゴ・・。できる限り静かに歩を進めても、狼狽えたアマゴが走る。
 ほぼ止水域が多く、水も透明。完全にアマゴに見切られる。キャスト前から結果は分かる。アマゴとしては、「なんか用?喰えとでも?」という感じ。こちらが恥ずかしくなる。



 ごく稀にみられる落ち込みの少し流れのある部分を狙うと、20センチ程度のきれいな渓アマゴ。引きは鋭いが、何か疲れているようにも見える。このような釣りを2時間ほど続けて、20センチ前後を何とか4尾。貧果であった。テンカラは渇水に強いと考えており、こんな厳しい状況はちょっと記憶にない。
 こんな山奥の沢でもところどころ水が切れ、出来るだけ早く一雨欲しい状況。アマゴも雨待ちと思う。多雨地帯の大台ケ原周辺でもこの状態か。雨よ降れ!



  


Posted by テンカラたろう at 09:53Comments(2)テンカラ

2024年06月22日

5/26 根尾川

 地図を見ながら気になる谷へ、ここ数年はそのような釣りになっており、近場の高確率で釣れる渓へはどうもご無沙汰である。この日も午前中にやめて帰るから、といってちょっと興味のある渓へ。
 ちょっと様子見、といってもずいぶん遠い。土曜日は平日の疲れで動きにくく、この日も日曜日。行先は揖斐川水系根尾川筋の沢である。午前中で切り上げるとなると、ほぼ移動か・・。券はネットで買えるようである。
 いくつか念頭に置いた沢を見て回り、現実的に近づけそうな沢に取り付き遡行。たまに毛鉤で叩きながら急ぎ足に登っていくと、大きな砂防ダムを確認。魚はアマゴのようである。本格的に釣るのはダムの上からとしよう。ダムを巻いて上流に出て砂に埋まった沢を上がると、渓相も美しくなっていく。テンポ重視で釣りあがると、時折美しい渓アマゴが毛鉤を追う。素晴らしい渓相のわりに、魚は少ないような。そのような感じで時間切れとなり納竿。
 これ以上上がって濃くなるかは分からないが、もう少しゆっくり新緑の渓で遊びたかった。









  


Posted by テンカラたろう at 17:06Comments(2)テンカラ

2024年06月22日

6/2 長良川水系

今年も郡上の釣友・しげさんと渓流釣りにご一緒したい。仕事は立て込んではいるものの、それはまた別。毎年一度は寄せていただいて僕にとっては未知の渓に案内してもらえるならば。
 連絡してみると、釣行を快諾してくださり、ご近所の若者Yugoさんも一緒に来てくださるとのこと。当日の天気予報はかなり不安定。しかし、一縷の望みに賭けて日曜日の高速を郡上八幡に向かった。途中は拍子抜けするほど天気が良かったが、東海北陸道に入ると時々土砂降り。
 天気は仕方ない、昼頃には止むだろう。しげさんの車で一路明宝方面へ。知り尽くした渓に案内していただく。荒れた林道も、急斜面もすいすい登る、しげさんの愛車軽のワンボックスは無敵の走破性。手つかずの原生林、新緑の渓には透き通るような谷水が勢いよく流れる。夜来の雨で増水はしているが、濁りはない。釣り装束に替えてカッパを羽織って谷を上る。
 僕は毛鉤、しげさんとYugoさんは餌、親切にも最初はほぼ先行させていただいた。時折褐色の天然イワナが毛鉤を追う。
「太郎さん、毛鉤うまいね!」郡上のベテラン渓流師の評価はさすがに嬉しい。



 核心部に入り、これからというところ。魚の反応もいよいよ良好、というところで雷鳴が近づき大雨に。しばらく様子を見たが、撤収することに。
「ここからなんだけどね・・。」最初の沢では、きれいな天然イワナにアマゴが少し混じった。この沢ではアマゴはめったに見ないという。



 車に戻って山を下りる。少しずつ晴れ間も出てきたので、別の沢に転じることになった。渓相は申し分ないけど、アマゴしか釣ったことがないという沢で、イワナが居るか探検釣行。先ほどの大雨の影響で少し濁りが入ったが、ここも素晴らしい渓相。林道から渓を降り、三人釣りあがるが、やはりアマゴの渓のようである。大滝に遭遇し、寒さもあってこれは登れないね、となった。


 最後の沢は小さな枝沢。ここは天然イワナの渓という。ちょっとだけ様子を見る感じで、ここはYugoさんと二人で入る。30分強の短時間であったが、小ぶりで元気な渓イワナ。ここで撤収となった。






夜は八幡のお店で釣り談義。源流のこと、河口堰完成以前のサツキマスの群泳とその釣りの迫力、鮎釣りのこと、などなど。河口堰完成後、本流は別の川のように魚影が薄くなってしまったとのこと。「今の釣り師はお気の毒様」とのことでした。
今年も長良川水系の源流釣りに来ることができました。ご一緒してくださり、有難うございました。今年可能ならもう一度、難しくても来年は是非また。吉田川での鮎釣り、本流の渓流釣りにも挑戦してみたい。
  


Posted by テンカラたろう at 13:49Comments(0)テンカラ

2024年04月07日

今年の初釣り

実質的初釣りは、揖斐川水系へ。
今年は3月の気温が低く、サクラの開花は最近にしては遅れているようである。とはいえ、この数日前のまとまった雨の後は気温も上がり、そろそろ毛鉤に反応してくれるか?
渋滞回避もあって6時ごろには自宅を出発。峠を越えて現地に入ったのは8時過ぎであったか。
 林道の終点には駐車スペースがあり、そこから落ちそうな一本橋を渡り、巨大な砂防ダムを巻いて沢へ。朝はまだ気温も低いため、ウェーダーにワークマンのモコモコの防寒着を着込んで・・。初釣りということもあり、「道はついてないが傾斜の緩めの谷」を選択したつもりが、数メートルの滝が連続している。誰かが残したお助けロープはついている場合が多かったが、冬ごもりで筋力も衰え、一つ越えるごとに消耗し、汗だくである。
 釣りの方は、小ぶりながら美しい渓アマゴが毛鉤を追う。水温は10℃に届かないが、浮かせても、沈ませても、なかなか活発。薄く青みがかった体側に控えめな朱点。ここはアマゴだけの渓のようである。
 幾つめかの滝を越えてすぐ、また
]
次の滝、その下には深く大きな落ち込みがある。この季節、泳ぐのは御免、ということでこの渓の遡行は諦め下山。降りるのがまた、大変・・。
 平地の桜は満開を迎え、渓から見渡す山々には山桜。これからが盛期。今年はこまめに釣行記を更新したいところです。






  


Posted by テンカラたろう at 17:28Comments(2)テンカラ

2023年07月22日

長野へ

 年々仕事も立て込んで、特に4-7月はなかなか手が離せない。禁断症状も現れてくるが少しの釣行チャンスは是非ものにしたいところ。仕事の用事、子供の進学などで、長野県松本市に縁ができたため、地図を見ながら当地の山と川を想像する。
 6月半ば、実際に松本を訪ねる用事ができた。車には当然釣り具。長い時間は取れそうにないけど、朝のひと時だけでもと作戦を練る。
 犀川水系の日券を買っておき、市内から遠くないごく小さな沢幾つかを念頭に、早朝車を走らせた。前日までは雨天が多く、本流もかなり増水してそう。目星をつけた沢のうち、最下流の沢を見てみると、かなり小さな沢ではあるが、一応は入れそうである。
 入渓すると、両側の斜面が崩落した個所も多く、小滝を巻くのも斜面が崩れて一苦労。崩れた礫の上を流れるような沢で、魚の付き場は少ない。
ちょっとしたポイントを狙うと、美しいイワナ。地図だけを頼りに入った沢で渓魚に出会う、ここ数年覚えた喜びである。市内で用事があるので、この日はほんの少し、3尾程度かけて納竿。7月にもう一度来る予定なので、時間を作って入ってみよう。


翌月、海の日の3連休に再び長野へ、件の沢に入る。相変わらずの降雨続きで本流の水は高い。増水に弱い僕のテンカラ、沢ではどうなるか?前回の続き辺りに入るが、狭い沢、斜面の崩落と多数の倒木でなかなか難しい。要所で魚は出るが、長く続ける時間もないし、スペース的にも竿を出す限界が近いか。最後と決めたポイントで掛けた。竿を締め込む引き。取り込むと、尺前後の沢イワナ。こんな小沢にも大きいのが居るんだ・・。数は少ないけど、十分楽しめた。



次の日も朝のうちだけ、付近の別の沢に入渓。こちらは、前述の沢より規模が大きく、道路もついているため、あまり期待もしていなかった。ただ、久々にテンカラ竿を普通に振りたい、というだけ・・。とはいえ、沢につき「普通に」振れる広さはないものの、前日の沢より格段に釣りやすい。ポイントに毛鉤を打つと、一投目から小さな谷イワナが。その後も反応はよく、型も6-8寸は出る。水も渓相もハイレベル。また来てみたいなあ。


この3連休釣行では、山を越えて上田方面の上小漁協管内の川にも出向いたが、そこではまったく魚の姿を見られず・・。地図から決め打ち、全くダメな時もあるようです。



  


Posted by テンカラたろう at 16:35Comments(2)テンカラ

2023年04月16日

少し歩いて

 暖かくなったり、冷え込んだり、一日のうちでも気温激変もあり、沢の状況も読みにくいこの季節。近場の安曇川水系にある、これまで未踏の谷の様子を見に行くことにした。
 車止めから小一時間歩いて、そろそろ釣り始めるか・・。水温を測ってみると9℃、雪解けはずいぶん前に終わったと思ったが、盛期はまだ少し先か。


 林道がすっかり尽きた辺り、この辺りまでは放流には来ないだろう。錆の残るものもあり、まだ少し動きの鈍いイワナを5つ。予定数終了ということで早々に納竿。また遠い帰り道についた。





 日によって活性の差は大きいけど、確実に季節は進んでいる。連休が終わり、渓が静かになるのを待ちたいところ。
  


Posted by テンカラたろう at 22:44Comments(2)テンカラ

2023年04月08日

始動

 例年より早い桜も平地では既に散り、慌ただしく年度も変わった。昼間はすでに20度を軽く超え、渓の季節も始まっているだろう・・
 何とか時間を作って、今年の初渓流へ。湖西道路を抜け、湖北から嶺南へ。
 場所は以前から気になっていた小さな沢。道もついておらず、水量も少ない。もう一度訪れたい場所になるか?



 本流の出会い付近から入って、遡上する。適当な場所で毛鉤をキャスト。来た!針にはかからなかったけど、アマゴヤマメだろうな。ボサに覆われた川も今なら何とか釣りになる。木々の芽吹きもこれから、といった静かな沢を遡上する。聞こえるのは沢音のみ。



これ以上は釣り困難か?というところまで登って、ヤマメが10弱。どれも僕らしくチビばかり・・。とはいえ、沢で生まれ育った天然ヤマメ(アマゴ?)と対面できただけで十分かな。まだ痩せ気味の魚たち、初夏にでっぷりした姿を見に来たいところ。



山を下りて車に向かいつつ、本流でも少しテンカラを振ってみたところ、こちらは既に最盛期の活性。
 山沿いは今が桜の満開。道中、低い山々の斜面に時折色を添える山桜の美しさ。この地は今が春爛漫。

今年は自分の備忘のためにもブログを更新するつもりです。
  


Posted by テンカラたろう at 09:58Comments(2)テンカラ

2022年07月18日

湖北探訪

 これまで興味はあるが、なかなか行く機会がなかった湖北のある河川。地図を見るとなかなか多くの谷を擁しているようで、今年こそ様子を見に行ってみようと。
 まずは偵察。午前中に用事を済ませて、日券を買って夕方まで釣ってみようという算段。しかし、用事が長引き日釣りで入るのはもったいない状況となったため、年券を購入し、この日は偵察のみとした。時間もないので、とある支流の林道の途中で入渓し、毛鉤で叩きながら釣りあがる。一投目からきれいなイワナである。型は小さいが、なかなかきれいな魚体。一時間くらい釣っただろうか、頭数はそこそこ出る印象。




 三連休の中日、渋滞を恐れながら早朝から前回のさらに上流を目指す。林道が途切れる辺りから遡行。しかし、きつい藪沢である。この季節、ヤマビルの襲来も多いので、足元に気を配り、這い上がるヒルに塩を浴びせ、藪をかき分け上流に進む。
 少し開けた場所を見つけて毛鉤を打つが、今度は厚い蜘蛛の巣に毛鉤の着水を阻まれる。何投か、蜘蛛の巣を破壊して、毛鉤を着水させ流れに乗せると・・。前回のものとは少し違う、これこそ僕が思っている琵琶湖流入河川のネイティブイワナ。サイズ的には25センチくらいのが一尾、他は小さく小物の活発さが目立った。





この日は最初、ドライフライを使った釣り。よく釣れて、視覚的にも楽しいのだが、横着な僕には浮力を維持するのが本当に面倒くさい。百均で買った替えモップを胸元に付けてそこで濡れた毛鉤を干すのだが・・。やはり面倒なものである。
その後、従来のテンカラで釣りあがると、これもそれなりの釣果がある。製作が簡単、釣れる、文句なし。ただ、ドライに対して圧倒的に反応がいい状況も存在する、と最近よく思う。面白さはどちらもそれぞれに。どちらも使えるのもテンカラの面白さかな。
  


Posted by テンカラたろう at 09:45Comments(2)テンカラ

2022年06月19日

入梅の谷へ

 近畿地方も梅雨入りとのこと。一日かけて釣りに行こうと、釣友の神田さんとちょっとアクセスが大変な渓へ釣行の約束をした。天気が気になったが、当日はきれいな晴天。
一路目的地に向かう。
 車止めから林道をしばらく歩き、川が近くなったところで入川。準備が先にできた僕が先にポイントに入らせてもらった。
 最初のポイント、ちょっとはっきりしない瀬肩に毛鉤を入れると、2-3投目だったか、岩陰から魚影が走り、反転した。あわせると、なかなかの手応えである。タモに入れると27センチあった。





 神田さんと、今日は行けそうですね、と言葉を交わす。
その少し後にも、今度はドライで同サイズを掛けて、本日は爆釣か?と思ったが、なかなか続かないものである。
 新緑の木々は美しく、渓相も見事。神田さんは要所に正確にルアーをキャストしながら釣りあがっていく。この景観の中で、渓流釣りができるだけでも十分と心から思える。

 少し場所を変えて、神田さんの竿も力強くしなり、同サイズの見事なイワナ。
 この日は反応が多いとは言えなかったが、掛かればなかなかいいサイズであった。今年初めてアブラハヤにも悩まされたが、季節が進んだということか。



アクリル水槽に入るサイズのイワナ。




 普段はほぼ単独釣行なのですが、二回続けて釣友との釣行となりました。いろんな方の釣りの個性を見るのもなかなか面白い。渓に入れて一匹渓魚の姿を見られればそれで満足?
 シーズンはこれから、楽しんでいきましょう。またご一緒させていただきたいです。
  


Posted by テンカラたろう at 22:28Comments(2)テンカラ

2022年06月05日

ちょっと遠出。初夏の谷

 平日のこの日、釣り友のばっきーさんとの初釣行となった。ばっきーさんが今年通っている、福井の川への日帰り釣行である。今年は本流の大物釣りに其処に通うばっきーさん、年々源流に行くことが多くなった管理人の組み合わせ。午前は本流へ、その後沢へという予定になった。

 まず本流、当たれば一発大物?一応フライのタックルも持ってきたのだが、慣れないことをしても釣れる気がせず、長めのテンカラ竿に普通の毛鉤を結んで挑戦。少し濁りの入った本流の流れは押しが強く、流心に行く気にはなれない。川岸沿いに移動すると、ここ数週間で勢い良く伸びた草木に阻まれ、進むのもなかなか大変だ。

 いくつか場所を変えるが反応はなし。ばっきーさんのルアーには何度かチェイスがあったとのこと。さすが、本流の釣り方を知っている。

 昼前、気温も上がってきたので、沢に移動とした。僕が事前に地図で見ておいた候補地が二か所。そのうち一つに向かう。
 沢の水は少なく、釣りになるのか?と不安を感じながら林道を進む。林道が崩れたところに車を置いて、渓に降りた。
 水は決して多くなく、平坦な渓相。沢仕様に代える間もあるので、まずはばっきーさんに先行してもらうことにした。



「あの辺、良さそうですね。釣ってきてください!」
いきなり反応があったようで、何投目かばっきーさんのルアーヒット。きれいな沢のイワナである。
その後、少し行ったところで僕の毛鉤にも20センチくらいの元気なイワナが掛かった。
更に、ばっきーさんが大場所で27センチを釣り上げ、今日は爆釣か?という気配を感じた。







 その後、渓相は良くなるも、爆釣とまではいかず、二人同じほど釣って沢の水がすくなくなったところで納竿。いよいよ活気づいてきた初夏の谷釣り。またご一緒しましょう。
  


Posted by テンカラたろう at 12:52Comments(0)テンカラ

2022年05月08日

飽きもせずに小物釣り

 前回の釣りで訪れた、嶺南の小沢。さらに上流が気になって連休の中日に再び訪れてみた。
同じ場所はほぼ素通り、ヤマメを一つ拾って前回釣り終えた付近からじっくり釣り始める。大きな砂防ダムの上流である。水量は十分に見えるが、相変わらず狭い。糸を短く、竿を出せる場所で粘る釣り・・。





 水は澄み、渓相もいい。しかし、とにかく狭い。いくつかのポイントで天然イワナをかけるが、どれもかわいいサイズである。もともとサイズの期待はなかったのですが・・






唯一竿を絞ったまともなサイズは、あえなくバラシ。木々が生い茂っており、合わせを入れにくいのが辛い。

流れも細くなり、ここは一旦納竿。続いて、帰り道にある別の川を偵察に入った。
時々廃棄物があったり、やや釣趣に欠けるか。とにかく可能な場所に毛鉤を振り込みながら、さっさと釣りあがる。ここでもちびのアマゴ、イワナを少しずつ。次回はちょっと時間をかけてはいるかな。






 沢の小物を相手にするので、今年はほぼ返しのない針を使用している。服に刺さっても気にならず、針を外した魚はチビでもすいすい水に帰っていくのはなかなかいい。バラシは返しの有無に関係ないと思うけど、どうだろうか?
  


Posted by テンカラたろう at 21:28Comments(2)テンカラ

2022年04月09日

2022釣り初め

年度末は釣りに行く暇もなし。また、気温も低くもう一つ渓に気分が向くことなく、慌ただしく過ぎていった。
しかし、四月に入り一気に桜も咲くと地図を見ながら初釣りの夢想が始まった。

迷った末に、今年の釣り初めは愛知川とした。
目的地は特徴のない流程2-3キロの小沢。とにかく上を目指そう。朝八時頃、現地に到着。渓流の取り付きで車を降りると、4月とはいえ気温は10℃以下。
寒すぎる。ウェーダーにしよう。
手持ちの防寒着で着ぶくれた体で木立を進み、沢に降りた。
沢の景色は、春まだ遠し という感じではあるが独特の高揚感を味わいながら、ダムや滝を幾つか超え上流に進む。



ロープが残されている滝を超えて、ここらにするか。毛鉤を糸に結ぶ。
虫も徐々に飛び始め、水量も十分。これは行ける!

一投目から反応があり、きれいな渓イワナである。その後も釣りあがると、小さいながら、退屈しない程度に谷イワナが相手をしてくれる。





バラシが続くと思ったら針先がない! などヘマもしながら地形図の水線の一番上に達した。まだ少し水は続くが、昼下がりに納竿とした。



日が高くなると汗ばむ陽気となり、テンカラはまだまだこれから、という時間ではあったが、帰りも長い。これぐらいにしよう。
長い冬が終わったばかりながら、すぐに盛期到来と感じた。これからが楽しみである。
  


Posted by テンカラたろう at 17:52Comments(2)テンカラ

2021年10月02日

2021年、漁期終了

 今年のシーズンもいよいよ終了、最後はちょい釣り。ホームリバー葛川の沢で天然イワナに会って、静かに納竿としました。最後のポイントで毛鉤に出た大物は惜しかった・・




時節柄もあり、単独釣行がほとんどでしたが、事故、怪我もなくシーズンを終えられ、山よ谷よ有難うという気分です。定例にしたかった毛鉤仲間との釣りは実現せず残念でしたが、新しい友人も得られ、とてもいいシーズンでした。
記憶が薄れないうちに、2021年の釣りを少しずつアップしていきたいと思います。
  
タグ :テンカラ


Posted by テンカラたろう at 09:15Comments(0)テンカラ

2021年09月23日

調査に同行させてもらって北海道

更新がすっかり遅くなってしまいましたが、この夏、北海道で初の渓流釣りができました。共同研究を始めた北海道大学の小泉さんのところで打ち合わせそして、フィールド調査に同行させてもらうという幸運でした。
 場所は石狩川水系支流の源流部。車に同乗させていただいて、一路目的地へ。北海道、見慣れた本州とは植生も違い、内陸をゆっくりドライブしたのは数十年ぶりということもあり、見るものすべてが新しい。
 最初の場所。本州で言うと立派な本流筋の流れです。水は本当に冷たく、今回はいつものウェーディングシューズとスパッツではなく、学生さんにウェーダーをお借りしました。最初の場所はまず少しの滞在とのことだけど、釣れるかな・・
こちらに来たからには、アメマスとオショロコマは必ず釣りたいと思っていましたが・・




いつもより長い竿に長いラインを付けたテンカラで、大きく竿を振ってキャストできるのは本当に久しぶり。流れの中でラインが止まると、ヒット。北海道の渓流初物は元気な20センチくらいのアメマス。本州のイワナより、大きな模様。水玉模様みたいでなかなかかわいい。
次の場所に移ろうというとき、毛鉤にヒットしたのは少し小ぶりなオショロコマ!写真では何度も見たけど、本当に姿のいい魚。鮮やかな朱点、檸檬色、白の斑点と、可憐な姿に感動しました。




そこから少し移動して、細流でも少し釣り。ここはオショロコマの魚影が濃く、小ぶりながら短時間で結構な数を釣りました。






 この日最後のポイント、二つの支流の合流点。大きいのが居るとのことで、慣れないルアーのタックルを借りてキャストするも不発・・。次、ここに来られるならば、フライタックルを持って来て、ストリーマを使ってみよう。
 その後は超大物を諦めて、慣れ親しんだテンカラ。アメ時々オショロ。とても楽しい釣りでした。
 おやつの時間は沢の水のコーヒーと、なぜか北欧土産のシュールストレミング!これは強烈だ。数年前の缶詰とのことでしたが、多分古さは関係ないでしょう・・




二日目
昨日の水系の沢源流へ。僕自身、源流の釣りを趣向して本州ではいつも細流・藪沢を遡行して釣りをしているのですが、考えてみると実際にここが源流、という場所はあまり見たことがありません。連れて行ってもらったこの場所は、まさに源流。この湧水が沢の始まり、という場所でした。苔むした岩の斜面を登ると、絶え間なく豊かな湧水が。その水の冷たさといったら、年間通して8℃程度とのこと。沢の上流は水温10℃以下で、テンカラには少し冷たい?






 その後、渓流魚の調査を見せてもらいます。ショッカーを使うと、魚が捕れる捕れる・・。さすがプロの仕事。こんなに居たのか!僕のテンカラなど居る魚の1/10以下くらいかな?
 午後は移動した先で、本流のアメマス、細流のオショロコマと堪能しつくしました。
小泉研の皆様、本当にお世話になりました。また是非お願いします。








  


Posted by テンカラたろう at 15:20Comments(4)テンカラ

2021年07月23日

奥飛騨弾丸釣行

 梅雨も明け、今年も酷暑の夏がやってきた。前期の仕事もかなり消化でき、先が見えたところで二泊三日の釣り旅行を計画。楽しみにその日を待つが・・。
 なんやかんやと小さい用事も入ってき、二泊が一泊、さらに日帰りになってしまった・・。「一日は行く!終日行く!」と計画は死守し、予定していた川のうち比較的距離の近い二か所を日帰りで回ることにした。行先は飛騨川源流と峠を越えて日本海にそそぐ神通川水系の支流宮川一支流の沢である。

 距離の割に日帰り、覚悟して行こう。珍しく前の晩に荷物積み込み、朝三時に起床、深夜割引時間に料金所を通過、一路奥飛騨へ。
 益田川上流についたのは七時前だったか。日券を購入し、地図で見つけた沢へ。目的の沢の入り口に着くも、予想より水量少なく貧弱であった。第二候補へ。ここなら何とか釣りになるか。
 細い谷を遡ると、まずは小型のイワナ。南アルプスでよく釣った典型的ヤマトイワナと比べて白い点がみられるが、放流もない源流の沢、ネイティブイワナであろう。





 小滝を超え、大きな堰堤を巻いて釣り上がると、退屈しない程度にイワナに出会える。少し狭いが、十分楽しい。
 最後、ゴルジュと高い滝が見え、そこで納竿。正午ごろか。





 次は、宮川水系丹生川漁協管内へ。まず入漁券販売場所情報がなく難渋したが、何とか蕎麦屋さんで購入。状況を聞く。
 「この辺の沢、どんな感じですか?」
 「去年七月の豪雨で、どこも復旧工事やで。入れるかな。」とのこと。これには参った。予定していた谷へ行くと、林道は崩落、土砂で埋め尽くされた谷筋を少し濁った水がちょろちょろと流れるといった有様。本当に大変な豪雨であったことが、一年後の今でも十分うかがえる。主要道路はもちろん開通しているものの、一日も早い復旧を願います。

いくつか様子を見て、入った谷。銚子滝という大きな滝を持つ谷で、ここは釣るのに問題がなさそうである。



早速始めると、毛鉤に大物が出た。尺前後のきれいなイワナ。


時間はほとんどなかったが、その後も順調に追加し、銚子滝に到達。



後で調べるとこの谷、数十年前まで自然渓流を利用した高額会員制?の管理釣り場だったとのこと。魚体はきれいなものであったが、放流物の子孫かな。本流は竿を出せそうな場所が多かった。
最近の豪雨は慣れ親しんだ谷を数日にして破壊する威力を持つ。適度な降雨、時々溢れない程度の大雨、とあってほしいが・・。
うろうろと沢を彷徨って、釣る時間も少なかったが、最後は峠を越えて平湯温泉でひと風呂浴びた。その後は4時間休憩なしで帰宅となかなか楽しくもしんどい釣り。日帰りなら一か所にまとめるべきですね。
  


Posted by テンカラたろう at 14:25Comments(2)テンカラ

2021年07月11日

梅雨の合間の姉川へ

 6月半ばの釣行について、記憶が消えないうちに。
 梅雨入りが早く、どうなることかと思ったが、適度な降雨と周期的に梅雨の中休み。渓流釣りにはなかなかいいコンディションではないだろうか。

 遠くはないのに、日券が高い、放流が多く管理釣り場っぽい?砂防ダムだらけ?などの理由でなかなか行く気にならなかった姉川の源流に様子見を兼ねての釣行。地形図を見ると、多くの沢を擁しなかなか奥が深い水系であることがわかる。
 そのうち一つの沢に目をつけて、林道に架かる橋付近に駐車、そこから徒歩で釣り上がることに。林道、登山道は整備されてない沢ではあるが、明らかに釣り人のものと思われる足跡が多い。

 上を目指そうと、時々毛鉤を打ちながらザラ瀬の沢をひたすら遡行する。最初に来たのは谷の美形アマゴ。
 大きな砂防ダムにも一応辛うじて巻き道は見られた。これらをいくつか超えると、ようやく変化に富んだ渓相に。ここから本格的に釣り開始。




 釣れてくるのはネイティブイワナ。しかし、全体に型が小さい。九頭竜川、庄川の沢に行った後では反応も乏しく思えるが、十分なはずである。





 道のついてない沢、と言いながら釣り人の痕跡は多く、前日ぐらいにも誰かが入った気配。型は大きくても20センチ強、多くは15センチ前後、数はそこそこ・・。しかし、梅雨の合間の源流を十分満喫できた釣りであった。

 車に戻って、着替えるとズボンにヒルがくねくねと。あと30分も釣っていたら、侵入されていたに違いない。堰堤高巻きの時にも手を一か所やられた。ヒルには注意の沢でした。
  


Posted by テンカラたろう at 09:43Comments(2)テンカラ

2021年06月13日

梅雨の晴れ間に2

 九頭竜川水系から、白山方面に移動。道の駅でひと風呂浴びて、そのまま車中泊。なかなか幸せな行程である。
谷に入る林道を歩いていると、追い越して先へ進む車が一台。今日も先行者か・・
谷沿いのスペースに先ほどの車が停まっており、近づくとやはり釣り人。
少し言葉を交わすと、目的地は違うようである。ご丁寧に道を教えていただいたおかげで、迷うことなく目標の谷に入ることができた。
有難うございました。



釣り開始は8時前だったか。前日よりさらに水も冷たく、日が高くなってからが本番と思いきや、いきなり毛鉤にヒット。その後は澄み切った急峻な谷を遡行しながら、毛鉤を打つと要所要所で良型の元気なイワナが毛鉤に出続けた。
雪解け水に最近の降雨が加わり水量は多すぎる印象で、時々こけながらも新緑のブナ林から湧き出づる谷を釣り上がるのは最高の気分。
予想外の好反応で、進行が遅く谷を抜けられるか不安になるくらい・・










最初からほぼ最後までいつもの和製毛鉤を少し沈めて、のパターンであったが、ややペースが落ちて最後のポイントが近づいた。
そこで、ふとドライをやる気になり、パラシュートアントをポイントに落とすと、いきなりヒット。もっと早くからドライに変えるべきだったか?ポイントごとに反応があるではないか。
本当に最後のポイントでもドライにイワナが反応。合わせを入れると確かな手ごたえを残して、毛鉤が宙を舞った。
「結構大きかったな・・」やりようによっては、更に数も型も出たかもしれない。
十分楽しんだ夢のような二日間であった。


  


Posted by テンカラたろう at 09:19Comments(4)テンカラ

2021年06月06日

梅雨の晴れ間に1

 例年になく早い梅雨入りのなか、天気予報によるとこの週は梅雨の晴れ間が数日とのこと。しばらく行っていない九頭竜川水系に行ってみようと思い立った。
多くは時間を取れないので、
以前入ったことのある奥越漁協管内の小渓へ。

 規模の似た二本の渓があるが、以前の釣行では、下の谷がアマゴ、上がイワナ。
今回はどうか?
朝五時ごろに家を出て、目的地へ。
車を走らせると、下の谷の入り口には先行者の車が。
上の谷一択か。沢の入り口に車を停めて徒歩で林道を上がる。
しばらくすると、ジムニーが一台。
「ここも先客ありか・・、終わったな」
しかし、ここまで来て引き返すのも時間が勿体ない。歩いてできるだけ奥へ行くことにした。
しばらく歩くと林道ががけ崩れで埋まっており、車両は一切進めない状態。
歩きの僕は土砂を超え、上流へ。
先客の釣り上がりもここまで来ないだろう、2キロくらい歩いたところで谷に入る。
数日前の大雨で、前来た時よりもかなり水が多く、押しが強い。
午前は反応が薄かったものの、最初はアマゴが幾つか。ちょっと意外。
日が高くなるとイワナも毛鉤を追い始めた。
九頭竜川水系の天然イワナ。型は20センチくらいだが、ぽつぽつ毛鉤に食らいつく。
しかし、ライズなし、走り去る魚影もなく、魚の薄い谷かいな、と思いながらとにかく音を立てず姿勢を低く釣り上がる。




ザックには3.6mのテンカラ竿が二本。一本は標準的な長さのレベルライン。もう一本は藪沢用の道糸1.5mである。ほぼ後者の出番ばかり・・。
珍しく大きなキャスト可能な好ポイントで、短仕掛けを木に引っ掛けてしまった。
毛鉤を取りに行くとこのポイントは潰れてしまうだろう。
もう一本の標準仕掛けでキャスト、うまくポイントに毛鉤が落ちた。
大岩の裏で身を隠しやすい場所でもある。流すと、すっと糸の動きが変わったような・・
合わせると、確かな手ごたえ。これは大きい!
何とかタモに入れると30cmの竿のグリップを少し超えている。
この薄い渓で尺イワナ、素直に嬉しかった。
その後、9寸程度のイワナも掛かり、3時ごろ納竿とした。帰路で先行者のおじさんと会って話したところ、釣った場所は重ならず、判断は正しかったようである。





「この谷はあんまり大きいの居らんし、薄いぞ。対岸の谷のがええ。」
確かにさほど魚影は濃くなかったが、時折大物も顔を出す、アマゴイワナ混棲の水の澄んだ美しい谷であった。



  


Posted by テンカラたろう at 12:09Comments(2)テンカラ

2021年05月16日

南紀の谷へ

 すっかり初夏の雰囲気となり、とにかく釣りに行く機会をうかがう季節。そんな時に、用事で和歌山県、南紀白浜に行くことに。
当初は用事を済ませて、翌日休みを取って北山川か天川か紀伊半島の屋根にでも、と考えていたがどうも天気が思わしくない。時間がとれるのは、水曜日・・。その日は昼前から大荒れの天気になるという。
 火曜日の用事が終わって夕方、それと嵐が来るまでの水曜日昼前迄。これが今回釣りに使える時間か・・。吉野川や熊野川水系の源流は遠すぎる。更に、必須アイテムの「ちょっと度の入った偏光グラス」も忘れてきてしまったし。近場にしよう!
 そこで一番近い富田川に注目した。この川は鮎釣りでは超有名河川であるが、渓流の話はあまり聞かないような。
 調べてみると、日券はなく年券のみ。しかし、値段は3千円ちょっとと高くはない。休むことにしてしまい、釣りをせずに帰るのもつらいので、そこに入ることにした。
 紀伊半島の河川に共通することだが、とにかく奥が深く支流・谷の数がとても多い。豊富な雨量と険しい地形のなせる業か。翌日の釣りを考えると楽しみになってくるものである。
 まず火曜日、2時頃に釣具店で年券を購入、小一時間車を走らせて目当ての谷に向かう。先客の車が停まっているが、時間もないので他の谷に向かう余裕はない。慌ただしく準備して入渓点からすぐに釣り始める。毛鉤を振り込み、糸が止まるのを見て合わせると、吹っ飛んできたのは15センチぐらいの谷アマゴ。控えめに散りばめられた朱点がまるで宝石のよう。





無案内な場所なので、日があるうちに納竿、宿に帰って次の日の場所を考える。昼前迄、ということで次は下流流入の支流の谷とした。人里は近いが、水も渓相もよく、立派な渓である。ここでも小さいのをぽつぽつと。風が強まるのを見て9時半ごろ納竿。




 偏光グラスなしで一応釣りができることが分かったのも良かったか。
 紀伊半島の各河川、どこも鮎の有名河川ばかりだが、渓流もなかなかいいのかも。また行く機会があるだろうか。


  


Posted by テンカラたろう at 16:49Comments(2)テンカラ

2021年05月08日

穏やかな一日

 釣りにはぼちぼち行っていたものの、すっかりブログに手がついていませんでした。思い出すものから更新していきます。

 五月の連休、友人からは9連休、11連休、といった声も聞こえてくる今年のカレンダー。新型コロナの影響もあり、僕は特に大きな連休もなく・・。ちょっと用事が片付いて、一応平日の5/6、前から気になっていた県北部の川へ。
 ここは漁協もなく、源流に通じる林道も一般車乗り入れ禁止という場所である。源流部までは地図で見た感じ約10キロ、行くなら一日がかりとなるだろう。今日は朝から晩までこの川に入ろう。
「何時に帰るの」と言う妻に、「今日は歩くだけで4-5時間はかかるから、家に着くのは8時ごろかな。」と朝はゆっくり目に出かけたものである。
 天気のすぐれない日も多かった連休であるが、この日は朝から快晴。テンカラには晴れがよく似合う。雨天が釣れるのはわかっているが、雨の釣りはいろいろ面倒なもの。僕は遠征以外、雨天を選びません。

 ゲートからひたすら林道を歩き続ける。今年から導入した山登りアプリのおかけで、電波圏外でも自分の場所と移動距離が正確に把握できる。一時間歩いても、まだ道は半ば。

 源流に近い目的地付近、さあ釣り開始。釣れるのはヤマメ?アマゴ?イワナ?
 2-3投目に毛針に出た、大きい!しかし、乗らず。魚影からイワナと判断したが・・
その後ほどなく、かかり始めるがすべて美しいヤマメである。青空と川の匂いの中で、ゆったり流れる本流釣り。







 本流ヤマメに集中するのも良かったが、二時も過ぎて近くに流れ込んでいた藪沢に移動した。
こちらは先ほどの本流とは全く別の釣り。小さいながらも白い点をちりばめた、この辺りの典型的なイワナたち。時間よ止まれと思いながらも、帰路も長いので夕暮れまでかなり時間はあるが納竿とした。









アプリによると、本日の歩行距離は17キロ。夕方は意外に渋滞もなく、約束の時間より大幅に早く帰宅した。野山に藤の花も咲き乱れ、これからがテンカラの盛期です。
  


Posted by テンカラたろう at 15:08Comments(4)テンカラ