2014年09月18日
毛鉤仲間と黒部釣行
今年の7,8月は仕事の方が立て込んでおり、釣行は大幅に減ってしまった。9月の声を聞き、いよいよ今年も終盤。このまま終わるのか・・。このような状況下、7月の仕事関係の会合で意気投合した筋金入りのテンカラ師、Iさんから北アルプス方面への釣行のお誘い。Iさんの釣り仲間との釣行に同行させていただくことになった。
毛鉤装填、ラインチェック完了。仕事の懸案も幾つか片付けた、9月の3連休に照準を合わせ、期待は高まる。久々の釣行、しかも山釣り、頼むから晴れてくれ!
関西からの参加は僕一人。金曜の深夜、列車で松本着、そして前泊。翌朝から黒部川へ。
山小屋に一泊後、正午あたりまで釣ってから皆さんとお別れして一人帰路に就く、という予定となった。遠出なのに現地一泊で一人退散とは勿体ないが、仕方なし。
一日目、昼ごろから黒部湖右岸流入の沢へ。水温8℃、話には聞いていたが、この季節に8℃とは。今年は年間通して、10℃を上回らないのかも。
僕とIさん(テンカラ)とHさん(フライ)で釣り上がる。透き通った豊かな水と、大岩が作る渓谷美、歩くだけでも爽快。竿を大きく振れるのもいい。同行のお二方は相次いで型のいい岩魚をヒットさせる。僕も早く一尾目が欲しい。程なく、約25cmの美しい岩魚。来てよかった。




「あの抉れたところに毛鉤を入れてください。尺物がうねうねっと出てきます。」と、Iさん。そこに何とか毛鉤が入ると、ニョロリと魚影が。合わせると、28cmの細身の岩魚。完璧なレクチャーでした。
しばらく上がると、Iさんがリリースした良型の岩魚がポイントに入り、居つきの岩魚と縄張り争い勃発。大きな魚影が何度も水中で翻る。その辺りに毛鉤を流すと、何度目かに掛かった。下流の落ち込みに向かってまっしぐらに走ろうとする。辛うじて竿を溜めて耐える。「尺ったか??」強烈な引きの末に何とかタモに収めたのは29cm、惜しい。



その後は小型が多くなり、目標の尺物は叶わなかったが、素晴らしいロケーションに熟練和洋毛鉤師の釣りも見られて満足でした。夜は別のコースに入ったSさん父子がダム湖で釣ってくださった虹鱒の刺し身を肴に楽しい釣り話。
翌日、左岸の渓へ。低水温の上、早朝の最低気温は5℃まで下がり、朝は低活性か。10時頃より先行者の居る谷を釣り始めた。予想通り、午前の反応は渋い。Iさん、Hさんはそれぞれ釣られた様子。僕の毛鉤にも反応はあったもののフッキングには至らず、予定の時間、正午となった。残念。

お二人に別れを告げ、またの釣行を願って帰路に就く。山小屋に立ち寄り、ご挨拶とビール一本。そして長い帰路に就く。名残惜しさを感じながら、ザックを背負って登山道を約3時間、ダムの堤体が遠くに見え始め、道も歩きやすく整備されたものになった。下りてきてしまった。
連休の午後、観光客でごった返すダムはまるで別世界。ダムサイトの上をさっさと歩いて、扇沢に向かうトロリーバスに乗り込んだ。短かったけど、来られて良かった。またの釣行を楽しみにしております。
電車、バスを利用した釣の遠出は初の試みであったが、ガソリン価格高騰とETC割引縮小を考えれば、一人の移動には結構使えそう。
毛鉤装填、ラインチェック完了。仕事の懸案も幾つか片付けた、9月の3連休に照準を合わせ、期待は高まる。久々の釣行、しかも山釣り、頼むから晴れてくれ!
関西からの参加は僕一人。金曜の深夜、列車で松本着、そして前泊。翌朝から黒部川へ。
山小屋に一泊後、正午あたりまで釣ってから皆さんとお別れして一人帰路に就く、という予定となった。遠出なのに現地一泊で一人退散とは勿体ないが、仕方なし。
一日目、昼ごろから黒部湖右岸流入の沢へ。水温8℃、話には聞いていたが、この季節に8℃とは。今年は年間通して、10℃を上回らないのかも。
僕とIさん(テンカラ)とHさん(フライ)で釣り上がる。透き通った豊かな水と、大岩が作る渓谷美、歩くだけでも爽快。竿を大きく振れるのもいい。同行のお二方は相次いで型のいい岩魚をヒットさせる。僕も早く一尾目が欲しい。程なく、約25cmの美しい岩魚。来てよかった。




「あの抉れたところに毛鉤を入れてください。尺物がうねうねっと出てきます。」と、Iさん。そこに何とか毛鉤が入ると、ニョロリと魚影が。合わせると、28cmの細身の岩魚。完璧なレクチャーでした。
しばらく上がると、Iさんがリリースした良型の岩魚がポイントに入り、居つきの岩魚と縄張り争い勃発。大きな魚影が何度も水中で翻る。その辺りに毛鉤を流すと、何度目かに掛かった。下流の落ち込みに向かってまっしぐらに走ろうとする。辛うじて竿を溜めて耐える。「尺ったか??」強烈な引きの末に何とかタモに収めたのは29cm、惜しい。



その後は小型が多くなり、目標の尺物は叶わなかったが、素晴らしいロケーションに熟練和洋毛鉤師の釣りも見られて満足でした。夜は別のコースに入ったSさん父子がダム湖で釣ってくださった虹鱒の刺し身を肴に楽しい釣り話。
翌日、左岸の渓へ。低水温の上、早朝の最低気温は5℃まで下がり、朝は低活性か。10時頃より先行者の居る谷を釣り始めた。予想通り、午前の反応は渋い。Iさん、Hさんはそれぞれ釣られた様子。僕の毛鉤にも反応はあったもののフッキングには至らず、予定の時間、正午となった。残念。

お二人に別れを告げ、またの釣行を願って帰路に就く。山小屋に立ち寄り、ご挨拶とビール一本。そして長い帰路に就く。名残惜しさを感じながら、ザックを背負って登山道を約3時間、ダムの堤体が遠くに見え始め、道も歩きやすく整備されたものになった。下りてきてしまった。
連休の午後、観光客でごった返すダムはまるで別世界。ダムサイトの上をさっさと歩いて、扇沢に向かうトロリーバスに乗り込んだ。短かったけど、来られて良かった。またの釣行を楽しみにしております。
電車、バスを利用した釣の遠出は初の試みであったが、ガソリン価格高騰とETC割引縮小を考えれば、一人の移動には結構使えそう。