2013年10月14日
猫毛鉤
漁期も終了し、少し暇になった休日。ふと思い立って、毛鉤を作ることに。
普段は横着で、必要最低限しか巻かない。最低限も満たしていないとも云え、いつも使いまわしの、先が鈍り、ぼろぼろになった毛鉤で釣るのである。とても人様に見せられる代物ではない。
普段使うパターンは、いたってシンプルな普通毛鉤と逆さ毛鉤。色も少なく、三色程度。
今回は、思うところあって、西洋毛鉤のニンフタイプを作ってみた。
この毛鉤、「ゴールドリブド・ヘアーズイアー」もどき。
よく釣れるのは分かるが、ほとんど使わない。本格的に濁りが入ったときのために一応持っているのである。やはり、水面付近で釣りたいと思うのが人情というべきか。
一般的には、ウサギの毛を使ってモジャモジャと作ると思われるが、今回は材料費削減のため、我が家の猫殿にご登場願う。キジシロ柄の♀。
まずはグルーミング。

このように、一回でたんと取れます。
制作は、まず下巻きして、雉の尻尾の先を二三本巻きつけ、細かく切った猫毛を撚りつける。次に、核心部の胴体。そのままの長さの猫毛を、糸に糊づけし、ぐちゃぐちゃと巻きつける。

後は、巻き込んだ猫毛をワイヤーで引っ張り出して、おしまい。

うーん、微妙な出来。僕の毛鉤なんてこんなもんです。
ウサギの方が、微妙に毛にこしがある気がする。しかし、グルーミングついでにタダでできるのは、なかなかいいかも。
釣れるときは、釣れるでしょう。多分

「ん、何か?」
来年使う機会があるかどうか。
多分、使うに違いない。
普段は横着で、必要最低限しか巻かない。最低限も満たしていないとも云え、いつも使いまわしの、先が鈍り、ぼろぼろになった毛鉤で釣るのである。とても人様に見せられる代物ではない。
普段使うパターンは、いたってシンプルな普通毛鉤と逆さ毛鉤。色も少なく、三色程度。
今回は、思うところあって、西洋毛鉤のニンフタイプを作ってみた。
この毛鉤、「ゴールドリブド・ヘアーズイアー」もどき。
よく釣れるのは分かるが、ほとんど使わない。本格的に濁りが入ったときのために一応持っているのである。やはり、水面付近で釣りたいと思うのが人情というべきか。
一般的には、ウサギの毛を使ってモジャモジャと作ると思われるが、今回は材料費削減のため、我が家の猫殿にご登場願う。キジシロ柄の♀。
まずはグルーミング。

このように、一回でたんと取れます。
制作は、まず下巻きして、雉の尻尾の先を二三本巻きつけ、細かく切った猫毛を撚りつける。次に、核心部の胴体。そのままの長さの猫毛を、糸に糊づけし、ぐちゃぐちゃと巻きつける。

後は、巻き込んだ猫毛をワイヤーで引っ張り出して、おしまい。

うーん、微妙な出来。僕の毛鉤なんてこんなもんです。
ウサギの方が、微妙に毛にこしがある気がする。しかし、グルーミングついでにタダでできるのは、なかなかいいかも。
釣れるときは、釣れるでしょう。多分

「ん、何か?」
来年使う機会があるかどうか。
多分、使うに違いない。
2013年10月06日
漁期も終わり・・
漁期も終わり、今年撮った多くの写真を見直してみた。
大半が、大小の岩魚、アマゴであるが、山、川、樹木、山野草の写真もかなりの数に上る。
「なんていう植物かな?時間があったら調べてみよう。」
と、一応撮ったものと思われる。
長い間、山岳渓流、あるいはちょっとした亜高山帯に見られる、この植物が気になっていた。
妻と、「なんやろうね」と言っていたが、毎年のように訪れた白山辺りにはかなり多くみられ、「変な植物」と呼んで、とても気になっていた。

少し前に、山登り、アウトドア好きの同僚、S女史に写真を見ていただいたところ、明確な答えを頂戴し、数年にわたる疑問が氷解した。
「これは、アザミの仲間で、富士薊(フジアザミ)、或いは谷薊と思います。花を見てみないとはっきり言えませんが。」
このことを境に、山に入ってみる植物が、樹木、花、草にかかわらず、気になってきた。
そこで、二冊の図鑑を購入(千円から二千円の品だが)。写真を頼りに今年であった植物の同定を試みた。
素人の見立てなので、かなり怪しいものの、備忘のため、一部を一応記しておきます。
まず、私の大好きな花。

坂内川上流にて、9月撮影。
大葉川芎 (オオバセンキュウ)
夏ごろから見られる、美しい花。近畿の低い所で見たことはない。渓流釣りでもさほど見かけないが、会うのを楽しみにしている花の一つ。
ブナが多くなると現れるような気がするカエデの仲間。

羽団扇楓(ハウチワカエデ)、滋賀県湖西の渓で撮影。

イタヤカエデ(オニイタヤ)?南アルプスの渓にて。
緑が映える季節、これが出てくると山に入ったなあ と。
同じような場所で出現する樹木
房桜(フサザクラ)

瑞々しい柔らかな葉が印象的。
同様に、長野の山岳渓流で撮影。

鬼胡桃(オニグルミ)
この形の植物は、素人にとって正確に当てるのは難しいが、端に写った大きな実から判断。間違っているかも。

渓の植生を代表する、なくてはならない樹木、水楢(ミズナラ)。
坂内川上流にて。
まだまだあるけど、今日はこのぐらいで。
次のシーズンは、楽しみが一つ増えそうだ。
大半が、大小の岩魚、アマゴであるが、山、川、樹木、山野草の写真もかなりの数に上る。
「なんていう植物かな?時間があったら調べてみよう。」
と、一応撮ったものと思われる。
長い間、山岳渓流、あるいはちょっとした亜高山帯に見られる、この植物が気になっていた。
妻と、「なんやろうね」と言っていたが、毎年のように訪れた白山辺りにはかなり多くみられ、「変な植物」と呼んで、とても気になっていた。

少し前に、山登り、アウトドア好きの同僚、S女史に写真を見ていただいたところ、明確な答えを頂戴し、数年にわたる疑問が氷解した。
「これは、アザミの仲間で、富士薊(フジアザミ)、或いは谷薊と思います。花を見てみないとはっきり言えませんが。」
このことを境に、山に入ってみる植物が、樹木、花、草にかかわらず、気になってきた。
そこで、二冊の図鑑を購入(千円から二千円の品だが)。写真を頼りに今年であった植物の同定を試みた。
素人の見立てなので、かなり怪しいものの、備忘のため、一部を一応記しておきます。
まず、私の大好きな花。

坂内川上流にて、9月撮影。
大葉川芎 (オオバセンキュウ)
夏ごろから見られる、美しい花。近畿の低い所で見たことはない。渓流釣りでもさほど見かけないが、会うのを楽しみにしている花の一つ。
ブナが多くなると現れるような気がするカエデの仲間。

羽団扇楓(ハウチワカエデ)、滋賀県湖西の渓で撮影。

イタヤカエデ(オニイタヤ)?南アルプスの渓にて。
緑が映える季節、これが出てくると山に入ったなあ と。
同じような場所で出現する樹木
房桜(フサザクラ)

瑞々しい柔らかな葉が印象的。
同様に、長野の山岳渓流で撮影。

鬼胡桃(オニグルミ)
この形の植物は、素人にとって正確に当てるのは難しいが、端に写った大きな実から判断。間違っているかも。

渓の植生を代表する、なくてはならない樹木、水楢(ミズナラ)。
坂内川上流にて。
まだまだあるけど、今日はこのぐらいで。
次のシーズンは、楽しみが一つ増えそうだ。
タグ :樹木観察