2021年09月23日
調査に同行させてもらって北海道
更新がすっかり遅くなってしまいましたが、この夏、北海道で初の渓流釣りができました。共同研究を始めた北海道大学の小泉さんのところで打ち合わせそして、フィールド調査に同行させてもらうという幸運でした。
場所は石狩川水系支流の源流部。車に同乗させていただいて、一路目的地へ。北海道、見慣れた本州とは植生も違い、内陸をゆっくりドライブしたのは数十年ぶりということもあり、見るものすべてが新しい。
最初の場所。本州で言うと立派な本流筋の流れです。水は本当に冷たく、今回はいつものウェーディングシューズとスパッツではなく、学生さんにウェーダーをお借りしました。最初の場所はまず少しの滞在とのことだけど、釣れるかな・・
こちらに来たからには、アメマスとオショロコマは必ず釣りたいと思っていましたが・・


いつもより長い竿に長いラインを付けたテンカラで、大きく竿を振ってキャストできるのは本当に久しぶり。流れの中でラインが止まると、ヒット。北海道の渓流初物は元気な20センチくらいのアメマス。本州のイワナより、大きな模様。水玉模様みたいでなかなかかわいい。
次の場所に移ろうというとき、毛鉤にヒットしたのは少し小ぶりなオショロコマ!写真では何度も見たけど、本当に姿のいい魚。鮮やかな朱点、檸檬色、白の斑点と、可憐な姿に感動しました。


そこから少し移動して、細流でも少し釣り。ここはオショロコマの魚影が濃く、小ぶりながら短時間で結構な数を釣りました。



この日最後のポイント、二つの支流の合流点。大きいのが居るとのことで、慣れないルアーのタックルを借りてキャストするも不発・・。次、ここに来られるならば、フライタックルを持って来て、ストリーマを使ってみよう。
その後は超大物を諦めて、慣れ親しんだテンカラ。アメ時々オショロ。とても楽しい釣りでした。
おやつの時間は沢の水のコーヒーと、なぜか北欧土産のシュールストレミング!これは強烈だ。数年前の缶詰とのことでしたが、多分古さは関係ないでしょう・・

二日目
昨日の水系の沢源流へ。僕自身、源流の釣りを趣向して本州ではいつも細流・藪沢を遡行して釣りをしているのですが、考えてみると実際にここが源流、という場所はあまり見たことがありません。連れて行ってもらったこの場所は、まさに源流。この湧水が沢の始まり、という場所でした。苔むした岩の斜面を登ると、絶え間なく豊かな湧水が。その水の冷たさといったら、年間通して8℃程度とのこと。沢の上流は水温10℃以下で、テンカラには少し冷たい?


その後、渓流魚の調査を見せてもらいます。ショッカーを使うと、魚が捕れる捕れる・・。さすがプロの仕事。こんなに居たのか!僕のテンカラなど居る魚の1/10以下くらいかな?
午後は移動した先で、本流のアメマス、細流のオショロコマと堪能しつくしました。
小泉研の皆様、本当にお世話になりました。また是非お願いします。






場所は石狩川水系支流の源流部。車に同乗させていただいて、一路目的地へ。北海道、見慣れた本州とは植生も違い、内陸をゆっくりドライブしたのは数十年ぶりということもあり、見るものすべてが新しい。
最初の場所。本州で言うと立派な本流筋の流れです。水は本当に冷たく、今回はいつものウェーディングシューズとスパッツではなく、学生さんにウェーダーをお借りしました。最初の場所はまず少しの滞在とのことだけど、釣れるかな・・
こちらに来たからには、アメマスとオショロコマは必ず釣りたいと思っていましたが・・


いつもより長い竿に長いラインを付けたテンカラで、大きく竿を振ってキャストできるのは本当に久しぶり。流れの中でラインが止まると、ヒット。北海道の渓流初物は元気な20センチくらいのアメマス。本州のイワナより、大きな模様。水玉模様みたいでなかなかかわいい。
次の場所に移ろうというとき、毛鉤にヒットしたのは少し小ぶりなオショロコマ!写真では何度も見たけど、本当に姿のいい魚。鮮やかな朱点、檸檬色、白の斑点と、可憐な姿に感動しました。


そこから少し移動して、細流でも少し釣り。ここはオショロコマの魚影が濃く、小ぶりながら短時間で結構な数を釣りました。



この日最後のポイント、二つの支流の合流点。大きいのが居るとのことで、慣れないルアーのタックルを借りてキャストするも不発・・。次、ここに来られるならば、フライタックルを持って来て、ストリーマを使ってみよう。
その後は超大物を諦めて、慣れ親しんだテンカラ。アメ時々オショロ。とても楽しい釣りでした。
おやつの時間は沢の水のコーヒーと、なぜか北欧土産のシュールストレミング!これは強烈だ。数年前の缶詰とのことでしたが、多分古さは関係ないでしょう・・

二日目
昨日の水系の沢源流へ。僕自身、源流の釣りを趣向して本州ではいつも細流・藪沢を遡行して釣りをしているのですが、考えてみると実際にここが源流、という場所はあまり見たことがありません。連れて行ってもらったこの場所は、まさに源流。この湧水が沢の始まり、という場所でした。苔むした岩の斜面を登ると、絶え間なく豊かな湧水が。その水の冷たさといったら、年間通して8℃程度とのこと。沢の上流は水温10℃以下で、テンカラには少し冷たい?


その後、渓流魚の調査を見せてもらいます。ショッカーを使うと、魚が捕れる捕れる・・。さすがプロの仕事。こんなに居たのか!僕のテンカラなど居る魚の1/10以下くらいかな?
午後は移動した先で、本流のアメマス、細流のオショロコマと堪能しつくしました。
小泉研の皆様、本当にお世話になりました。また是非お願いします。






Posted by テンカラたろう at 15:20│Comments(4)
│テンカラ
この記事へのコメント
太郎さん、こんばんは。
いやあ、こちらでは想像できんような釣り場ですね。
こんな広いところでイワナ、というのがうらやましい。
水温8℃、さすがに北海道。
オショロコマやアメマスをこちらの川に放したらたちまち熱中症ですね。
それにしてもアメマス、きれいなガラです。
お疲れ様でした。
いやあ、こちらでは想像できんような釣り場ですね。
こんな広いところでイワナ、というのがうらやましい。
水温8℃、さすがに北海道。
オショロコマやアメマスをこちらの川に放したらたちまち熱中症ですね。
それにしてもアメマス、きれいなガラです。
お疲れ様でした。
Posted by 神田 at 2021年09月25日 23:10
神田さん、ありがとうございます。
確かに、こちらでイワナというと、藪沢か標高の高い急峻な沢か、といったところですね。
魚もきれいで、本当に楽しかったですよ。
確かに、こちらでイワナというと、藪沢か標高の高い急峻な沢か、といったところですね。
魚もきれいで、本当に楽しかったですよ。
Posted by テンカラたろう
at 2021年09月27日 08:05

キレイな魚ですね。
ケースに入れての魚の見せ方もスバラシイ
ケースに入れての魚の見せ方もスバラシイ
Posted by イワコ
at 2021年10月05日 18:29

イワコさん、有難うございます。
妙に渓流魚の模様に惹かれていて、なんとか見たままを写真に残せないか検討中です。
妙に渓流魚の模様に惹かれていて、なんとか見たままを写真に残せないか検討中です。
Posted by テンカラ太郎 at 2021年10月13日 09:23