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プロフィール
テンカラたろう
昭和49年生まれ。
滋賀県大津市在住。
家族は妻と一男一女、そして猫二名。
渓流釣り10年、テンカラ二年目の初心者。

2019年07月18日

南アルプス、ヤマトの渓へ

 先日の黒部釣行は叶わず、夏場はまた国外出張。この夏のイワナ釣りはもう無理かと諦めかけていたところ、黒部釣行にご一緒させてもらう予定であった毛鉤仲間のIさんから釣りのお誘いが。「南アルプスのヤマトはどうですか?尺の実績もありますよ。」
願ってもないお誘いに、もちろん同行させてもらうことに。
 日程は七月中旬、行先は南アルプスの東麓、山梨県寄りからのアクセスである。釣行日は7/13,14。13日を終日釣るため、12日の未明には現地に着く予定。今回はIさんのお勧めで、少しどんくさい感じのヤマトの出方を見るために、水面に浮かせるドライフライ、パラシュートアントも準備した。雨が多いので濁り対策にビーズヘッドの猫毛鉤も準備し、いつものイワナ仕様黒毛鉤とともに、百円ショップのプラケースに満充填、その日を待つ。

 7/5くらいにかなりの降水があった模様でその後の天候が心配されたが、出発予定の12日まで毎日小雨模様が続くものの大雨はなく、予定通り「決行」となった。金曜日の夜、仕事から帰宅後に釣り具を車に積み込み、一路南アルプスへ。4,5時間の高速走行で完全に釣りモード、一般道をさらに一時間以上走り、コンビニで入漁券を購入。少し迷って待ち合わせ場所に着いたのは午前3時ごろ。久々の再会に挨拶をかわし、次の朝を待った。
 気温、水温も低いため早朝に無理して釣ることはなく、朝食後林道を上流に向けて歩き出す。度重なる大出水の痕も随所に見られ、土砂崩れに林道が埋まった部分もちらほら。平水よりかなり高いとのことであったが、ほぼ濁りはなく釣りには支障ないはず。林道を40分ほど上がり、トレッキングシューズを沢靴に履き替え、待ちに待った南アルプスヤマト釣りの始まりだ。

南アルプス、ヤマトの渓へ南アルプス、ヤマトの渓へ


連日の雨のため水がかなり多く、樋流しのような部分が大半を占め、水温気温の低い9時ごろまではほぼ毛鉤に反応はなし。ついでに先行者はあり。手練れのIさんの毛鉤にも反応が薄いようなので、まずはこんなものだろう。10時過ぎだったかIさんの毛鉤にヒット、「見せてください!」と駆け寄った。
本日一尾目は、25cmくらいの正真正銘のヤマトイワナ。この姿を見るのは以前、何年か続けた南アルプス伊那谷側の釣り以来である。体側に3-4列の鮮やかな朱点、そして点のないオリーブ色の背中。丸みを帯びた口元と、大きな尾鰭。やはり僕が一番好きなのはこの魚である。

南アルプス、ヤマトの渓へ

その後、気温も上がり、ようやく虫が飛び始めたころ、僕の黒毛鉤にも魚影が走った。「掛かった!」タモに入れたのは、これも20cm強のヤマト。今日はこの一尾だけかもしれない、タモの中で泳がせながら、その姿を目に焼き付けた。

その後、意外にも立て続けに三本。これはもしかして、軽々つ抜けか??4尾目、これは大きい!落ち着いて下流に寄せ、ようやく近くまで引き寄せて糸を手繰ろうと手を掛けた時、突然軽くなってしまった。
「これは大きかったな。」ばらした魚が時を経るに従いどこまでも大きくなっていくのは釣り人の常ではあるが・・。もしかして、尺上か?残念。

南アルプス、ヤマトの渓へ南アルプス、ヤマトの渓へ


ほどなくして、今度はIさんの竿がしなる。上がったのは、今度は本当の尺大和。ネットをはみ出す魚体、本当にお見事。

南アルプス、ヤマトの渓へ南アルプス、ヤマトの渓へ


その後、沢を詰めるが、高水位のためポイントが限定される状況が続き、下流を釣ることに。時計を持っていなかった僕が、「あとどのくらい出来ますかね?」と聞くと、
「太郎さんがつ抜けするまで。」
何とか頑張ろう。午後の下流は、数組の釣り師が釣った後であろう。しかし、活性はそろそろ上がってくるはず。ここも高水位ながら、二人でいくつか追加した。この沢の下流部のヤマト、写真のように上流部のものとは少し感じが違う。朱点二列くらいに、白みがかった点が一列。背に点はなく、一部まだら模様。

南アルプス、ヤマトの渓へ南アルプス、ヤマトの渓へ
南アルプス、ヤマトの渓へ


午後四時ごろに納竿とし、温泉を浴びて民宿へ。Iさんの奥さんも交えて夜の釣り談義もまた楽しい。ヤマトの渓ではヤマトを、ニッコウの渓ではニッコウを釣りたい。それができる渓の話は、聞いていて飽きることがないのである。
翌日は降雨のため釣りは断念となったが、土曜日終日遊べたのは本当に幸運であった。活性、釣果は普段の1/3程度?ということで、僕は尺ものに出会うことはなかったけど、「純粋ヤマトを一尾釣る!」という目的と、毛鉤仲間と久々に再会し一日南アルプスの渓でテンカラを楽しむという目的は十分達せられた。
本当に楽しい釣りを有難うございました。




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Posted by テンカラたろう at 20:42│Comments(2)テンカラ
この記事へのコメント
 こんばんは。
 いやあ、いい渓谷ですね。
 ぼくらにはまた別世界という感じの風景です。

 尺モノらしき、惜しかったですね。
Posted by 神田 at 2019年07月19日 20:45
神田さん
有難うございます。
良いところでしたよ。また、一日中釣りをする、ということはほとんどないので、それも良かったです。

また地元の渓も行きましょう。
Posted by テンカラたろうテンカラたろう at 2019年07月20日 07:55
 
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